こんにちは!「デスクハック研究所」のけんです。
先月、友人から「FLEXISPOTのデスクを引っ越しで運びたいけど、どうすればいい?」と相談を受けました。自分も1年前に引っ越しで同じ経験をしていて、「分解しないと運べない」「でも説明書には再組立の手順しか書いてない」という壁にぶつかりました。
FLEXISPOTの電動昇降デスクは重量30kg前後、天板サイズも大きいので、普通のデスクと同じ感覚で運ぶと失敗します。この記事では自分の引っ越し経験と、その後2人の友人の引っ越しを手伝った経験から、FLEXISPOT引っ越しの完全手順をまとめます。
結論から言うと、「脚部は完全解体・天板は外さずに運ぶ」のが正解。理由は本文で解説します。
なぜFLEXISPOTの引っ越しは難しいのか
FLEXISPOTの電動昇降デスクには、普通のデスクにはない3つの特徴があります。
① 重量が30kg前後と重い
E7 Pro (最上位モデル)で約32kg、エントリーモデルのE1でも約22kg。2人で運ぶのが前提の重量です。特に脚部 (モーター・昇降機構) が重量の7割を占めるので、分解せずに運ぶのは現実的じゃありません。
② モーター部にケーブル接続があり、手順を間違えると故障する
モーターとコントローラーを繋ぐケーブルが複数あり、引き抜き方を間違えると端子が折れます。自分の1回目の引っ越しで、急いでケーブルを抜いて端子を曲げてしまい、モーターを再購入する羽目になりました (約8,000円の損失)。
③ 天板と脚の接続ネジが特殊
FLEXISPOT独自のボルトが使われていて、標準的な工具では合わないことがあります。引っ越し先で再組立する時に工具がないと詰みます。付属の六角レンチは必ず保管しておくこと。
引っ越し前の準備 (解体手順)
引っ越し3日前までに、以下の準備を済ませておきます。
Step 1: メモリー設定をリセット
FLEXISPOTには「よく使う高さを記憶」する機能があります。引っ越し後に再設定するので、現状の設定値 (72cm / 105cm 等) をメモしておくと後で楽です。
Step 2: 配線・コントローラーを外す
電源ケーブルを抜き、コントローラーを天板から外します。ケーブルは1本ずつ「どこに繋がっていたか」をマスキングテープに書いて貼るのが確実。これで再組立時の混乱ゼロ。
Step 3: 天板と脚を分離するかどうかの判断
これが分岐点です。天板サイズが140cm以下なら天板付きのまま運ぶ、160cm以上なら分離する、が目安。天板付きで運ぶ場合、トラックの荷台に斜めに入れられれば乗ります。
Step 4: 脚部 (モーター) を完全解体
脚部は2本に分かれていて、それぞれ「上段パイプ + モーター + 下段パイプ」の構造。天板と接続している上段のプレートを外し、パイプ部分は連結したまま運びます。モーターが下にならないように、常にモーター側を上向きに保つのが故障回避のコツ。
運搬時の注意点
必ず「モーター側を上」にする
横向き・モーター下向きにすると、内部のグリスが漏れたり、端子が接触不良になったりします。自分の2回目の引っ越しで友人の FLEXISPOT を横置きしたら、再組立後に昇降が遅くなるトラブルが発生しました。
天板の角をプチプチで保護
FLEXISPOTの天板はMDF (中密度繊維板) で、角をぶつけると凹みやすい。プチプチを4隅と長辺全体に巻いておくのが安全。100均で300円程度のプチプチ1巻きで足ります。
2人での運搬が必須
1人で持ち上げるのは危険。20-30kgを無理に持つと腰を痛めるリスクが高いうえ、モーター部を落とすとほぼ修理不可能になります。引っ越し業者に頼むか、最低でも知り合いに手伝ってもらいましょう。
再設置の手順とよくあるトラブル
Step 1: 床の水平を確認
FLEXISPOTは電動で昇降するので、床が少しでも傾いていると昇降時にガタつきが出ます。水平器 (100均200円) で新居のデスク設置位置を測るのが最初の仕事。
Step 2: 脚から組み立てる
天板を裏返して置き、そこに脚部を取り付けていく順序。六角レンチで仮締め → 全ボルト通ってから本締め、の順が鉄則。最初からキツく締めるとネジ穴が傷みます。
Step 3: 通電テスト → 高さメモリー再設定
電源を入れて、上下動を各3回程度テスト。異音がなければ成功。メモリー設定 (M1/M2) で以前の高さを再登録すれば完了です。
よくあるトラブル①: 昇降がガクつく
原因の9割は 水平が取れていない か ケーブルの接続不良。床を確認 → ケーブルを抜き差しして再確認、の順で解決します。
よくあるトラブル②: 片方の脚だけ動かない
これはモーター間の同期エラー。コントローラー長押しでリセット機能があります (説明書の「リセット」項目参照)。自分の1回目の引っ越しではこれで2時間悩みました。
業者に頼む場合の料金目安
引っ越し業者に任せる場合、FLEXISPOTクラスの電動昇降デスクは 「大型家具」扱いで、通常の引っ越し料金に +3,000〜5,000円 の追加が一般的。解体・再組立サービス付きだと +8,000〜12,000円。
自分の経験では、業者に任せる方が時間・リスクの両面で正解でした。特にモーター部の保護は素人には難しく、業者は梱包材を完備しているので破損率がほぼゼロです。
まとめ: FLEXISPOT引っ越しで失敗しないために
① 脚部は完全解体、天板は140cm以下ならそのまま
② モーター側を上向きに運搬
③ 2人以上で運ぶ・ケーブルはマスキングテープでラベリング
④ 新居では水平チェック → 仮締め → 本締めの順
⑤ 不安なら業者の解体付きサービス (+1万円) が確実
FLEXISPOTは良いデスクですが、引っ越しで故障すると修理費が数千〜1万円かかります。慎重に運ぶ価値あり。
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