デスクワーカーの腱鞘炎対策|手首がつらくなる前に見直したい3つのこと

こんにちは、けんです!

「マウスを長時間使っていると、手首の外側がジンジンする」

——これ、腱鞘炎の初期サインかもしれません。我慢して使い続けると、症状が悪化することもあります。

自分も在宅ワークを始めて6ヶ月目くらいで右手首に違和感が出始め、そこから3ヶ月間「手首にサポーターを巻きながら仕事する」という状態が続きました。

整形外科で言われたのは、「腱鞘炎は治療より日頃のケアで予防するほうがずっとラク」ということ。

この記事では、手首が痛くなる前に見直したい作業環境の3つのポイントをまとめました。

目次

そもそも腱鞘炎はなぜ起きるのか|原因は「手首の角度」

腱鞘炎は、手首の腱(すじ)に負担が積み重なって起きるとされています。

デスクワークで手首に負担がかかりやすい主な要因は3つと言われています。

  • 手首の角度が不自然:マウスやキーボードの操作中、手首が「反り返った状態」になりやすい。これが手首に負担をかけやすいとされる
  • 同じ動作の繰り返し:マウスのクリック、スクロール、キーボードのタイピング。1日に何千回も同じ動作をしている
  • 休憩なしの長時間作業:集中すると2〜3時間ノンストップで作業しがち。腱に「回復する時間」がない

つまり、「手首の角度」「動作回数」「休憩」の3つを意識することで、手首への負担を減らしやすくなる工夫がしやすくなります。

https://desk-hack-lab.com/wireless-mouse-recommend/

対策①:リストレストで手首の角度を見直す

比較的手軽に取り入れやすい工夫の一つが、リストレスト(手首置き)の導入です。

リストレストは、キーボードやマウスの手前に置くクッション。手首を乗せることで、手首が自然な角度に保たれやすく、腱への負担を見直すきっかけになります。

選ぶポイント:

  • 素材:低反発ウレタンがおすすめ。硬すぎると逆に手首を圧迫する
  • サイズ:キーボード用(長い)とマウス用(小さい)は別々に購入
  • 高さ:キーボードの高さとリストレストの高さが同じになるのが理想

1,000〜2,000円で買えるので、手首がつらくなる前に導入しておくのがおすすめです。

自分はリストレストを使い始めてから、個人の感想として手首の違和感がだいぶ減ったように感じます。1,500円で日々の負担を見直せるなら、試す価値のある投資だと感じました。

https://desk-hack-lab.com/keyboard-recommend/

対策②:マウスの形状を見直す|エルゴノミクスマウスかトラックボール

普通のマウスは、手首を「裏返した状態」(手のひらが下向き)で使います。

この姿勢は、実は手首の腱にとって不自然。

2つの代替案があります。

エルゴノミクスマウス:

  • 手首を「縦に立てた状態」で握る設計
  • 手首のひねりが少なくなる設計で、腱への負担を見直しやすい
  • ロジクール MX Verticalが定番(約1万円)

トラックボールマウス:

  • マウス自体を動かさず、指でボールを転がしてカーソルを操作
  • 手首を動かす量を大きく減らせる
  • ロジクール M575が初心者におすすめ(約6,000円)

自分はトラックボールに切り替えてから、1日のマウス操作で手首を動かす距離がかなり減りました(個人の感想です)。

「最初は慣れない」という声が多いですが、数日〜1週間ほどで操作感に慣れていく人が多い印象です(個人差があります)。

https://desk-hack-lab.com/trackball-mouse-recommend/

対策③:1時間に1回の手首ストレッチ(30秒でOK)

道具に頼るだけでなく、手首のストレッチを組み合わせるのも一つの方法です。

30秒でできるストレッチ3つ:

  • 手首の甲伸ばし:片手を前に出し、もう片方の手で指先を手前に引く。15秒キープ × 左右
  • 手首回し:手首をゆっくり大きく10回ずつ、時計回り・反時計回りに回す
  • グーパー運動:力を入れてグー→パーを10回繰り返す。手のこわばりをほぐすのに役立つとされる

ポイントは「つらくなってからやる」のではなく、「つらくなる前に習慣として毎時間取り入れる」こと。

PCのタイマーやスマホのリマインダーで「1時間おきにストレッチ」を設定するのがおすすめ。

自分はPomodoroタイマー(25分作業+5分休憩)を使っていて、休憩のたびに手首を回すようにしています。

https://desk-hack-lab.com/shoulder-pain-remote-work/

すでに痛みがある人へ|つらさが続く場合は専門家へ相談を

すでに手首が痛い場合は、無理に使い続けず、症状が続くようなら専門家に相談してください。

腱鞘炎は初期なら安静+湿布で改善するケースもあるとされますが、症状によっては症状が続く場合は専門家に相談になる場合もあるそうです。

「ちょっと痛いけど仕事があるから……」と無理を続けるのは避けたいところです。

医療機関では症状に合わせたケアを受けられます。診療内容や費用は受診先や保険適用の有無によって異なります。


まとめ:手首は「つらくなってから対処」より「日頃の使い方を見直す」

3つの対策をまとめると:

  • リストレスト:手首の角度を見直しやすくする。1,000〜2,000円で導入可能
  • マウスの見直し:エルゴノミクスマウスかトラックボールに切り替える。3日で慣れる
  • 毎時間のストレッチ:30秒の手首ストレッチを習慣にする。費用はかからない

腱鞘炎は「デスクワーカーが気をつけたい不調」だけど、日々の使い方を見直すことで、手首への負担を減らす工夫はできる。

違和感が強くなる前に環境を見直しておく価値はあると感じています。気になる方はまずリストレスト1つから試してみてはいかがでしょうか。

https://desk-hack-lab.com/back-pain-remote-work/

おまけ:キーボードの打ち方も見直そう

タイピングの力加減も手首への負担に関わります。力いっぱいキーを叩いている人は、意識的に「軽く押す」に変えてみてください。

メカニカルキーボードなら打鍵荷重が軽いモデルがおすすめ:

  • 赤軸(45g):軽い打ち心地。長時間タイピングと相性が良いと感じる人が多い
  • 茶軸(55g):程よい打ち心地。万人向け

在宅ワーカーなら赤軸か茶軸がおすすめです。

https://desk-hack-lab.com/keyboard-recommend/

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この記事を書いた人

30代の在宅ワーカー。コロナ禍をきっかけにフルリモート勤務に切り替え、以来3年以上「自宅のデスク」が仕事場に。最初はダイニングテーブルとパイプ椅子で仕事をしていたが、腰まわりの違和感が気になりデスク環境の改善にハマる。試行錯誤の末にたどり着いた「作業しやすいデスク環境」を、同じ悩みを持つ在宅ワーカーに向けて発信中。モットーは「お金をかけなくても、整えやすいデスクは作れる」。

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