在宅ワーク1年目の失敗談7つ|先に知りたかったこと全部

こんにちは、けんです!

「在宅ワークって最高!通勤ゼロ!自由!」

……と思っていたのは最初の1週間だけでした。

自分は在宅ワークを始めて1年が経ちましたが、振り返ると「やらかし」の連続です。腰を壊して整体代6万円、3ヶ月で5kg太り、電気代が月5,000円増え、Web会議で部屋の散らかりを全国に公開してしまいました。

総務省のテレワーク実態調査(2023年)によると、在宅ワーカーの約65%が「何らかの健康上の問題を経験した」と回答しています。自分だけじゃないんです。みんな同じような失敗をしています。

この記事では、自分が実際にやってしまった失敗7つと、それぞれの「いくら損したか」「どう直したか」を正直に書きます。これから在宅ワークを始める人が、同じ轍を踏まないための具体的なチェックリストつきです。


目次

失敗①:ダイニングテーブルで3ヶ月作業して腰を壊した【被害額:約6万円】

これが最大の失敗でした。

「わざわざデスク買わなくても、ダイニングテーブルでいいでしょ」と考え、キッチンの椅子に座って毎日8時間仕事していました。

ダイニングテーブルとキッチンチェアは「食事用」に設計されています。1時間座ることは想定されていても、8時間座り続けることは設計の想定外です。座面のクッションが薄く、背もたれの角度も浅い。腰にかかる負荷がワークチェアの約2倍というデータもあります。

3ヶ月目で腰痛が出始め、痛みで寝返りが打てなくなりました。整体に通うことに。整体代は1回5,000円×月4回×3ヶ月=6万円。ワークチェアを最初に買えば1〜3万円で済んだのに、結果的に倍以上のお金がかかりました。

具体的な対策: ①まずは2万円台のワークチェアを1つ買う(ニトリ「ワークチェア クエト」が約15,000円でコスパ最強)②最初の1週間はダイニングテーブルでOKだが、1ヶ月以上続けるなら必ず専用デスクとチェアに移行する

自己チェック: 今この瞬間、背中が丸まっていませんか? 画面と目の距離が40cm以下になっていませんか? なっているなら、今すぐ姿勢を正す→そして今週中にワークチェアを検討してください。

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失敗②:服を着替えない生活でメンタルが落ちた【被害:生産性30%低下】

在宅ワークの自由さに甘えて、パジャマのまま仕事を始めるようになりました。

最初は「楽でいいじゃん」と思っていました。でも2週間後、明らかに仕事のスイッチが入らなくなりました。始業時間が9時なのに、実際に集中し始めるのは10時半。1日の実質稼働時間が5〜6時間に激減しました。

心理学者アダム・ガリンスキーの研究(Northwestern University)では「エンクロージド・コグニション(着衣認知)」という概念が提唱されています。服装が人間の認知パフォーマンスに影響を与えるという研究で、白衣を着た被験者は、着ていない被験者よりも注意力テストのスコアが向上したという結果が出ています。

つまり「仕事っぽい服」を着ると、脳が「仕事モード」に切り替わるということです。

具体的な対策: 「外出着に着替える」を朝ルーティンに入れる。スーツまでは不要。ジーンズ+Tシャツくらいで十分です。自分は「玄関まで行って靴を履く→脱ぐ」というルーティンも試しましたが、さすがにそこまでは不要でした。着替えるだけで効果があります。

自己チェック: 今日、朝起きてから着替えましたか? パジャマ or 部屋着で仕事していませんか?

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失敗③:電気代が月5,000円増えて驚いた【被害額:年間6万円】

在宅ワークを始めた最初の月の電気代が、前月比で約5,000円増でした。

内訳をザッと計算すると:

  • エアコン(1日8時間):月2,500〜3,000円増
  • PC + モニター(1日8時間):月500〜800円増
  • 照明(1日8時間):月300〜500円増
  • その他(電子レンジ・電気ケトルの昼使用):月500円増

年間に直すと約6万円。これは会社が払ってくれていた光熱費を、自分で負担しているということです。会社からの在宅手当が月3,000円だとしても、年間3.6万円。差額の2.4万円は完全に自腹です。

具体的な対策3つ:

①サーキュレーターを併用する(エアコン単体より設定温度を2℃上げられるので、冷暖房の電気代が約15%減)

②電力プランを「テレワーク向けプラン」に切り替える(昼間の単価が安いプランがある)

③LED照明に全替えする(蛍光灯の約半分の電力。初期費用はかかるが半年で元が取れる)

自分はサーキュレーターの導入だけで月約1,000円の節約になりました。3年使えば36,000円の差。3,000円のサーキュレーターで36,000円節約できるなら、ROIは12倍です。

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失敗④:Web会議で部屋の背景がバレた【被害:尊厳の喪失】

ある日のWeb会議で、上司に「後ろに干してある洗濯物、見えてるよ」と笑われました。

バーチャル背景を設定していなかったんです。しかもマンガの山、昨日のUber Eatsの空き箱、脱ぎっぱなしのパーカーまで映り込んでいました。

これは「設定の問題」ではなく「習慣の問題」です。1回設定すれば終わりなのに、面倒くさがって後回しにしていた自分が悪い。

具体的な対策:

今すぐバーチャル背景を設定する(Zoomなら設定→背景とエフェクト、Teamsなら設定→背景効果)

②物理的な対策としてパーテーション(つっぱり式)をデスク後ろに置く(ニトリで3,000円程度)

③もっと簡単にやるならカーテンを1枚デスク後ろに吊るすだけでも効果大

根本対策: Web会議の前にカメラをオンにして自分の画角を確認する習慣をつける。Zoomなら設定→ビデオで自分のプレビューが見える。たった5秒の確認で恥をかかずに済みます。


失敗⑤:ケーブル放置で火災リスクに気づかなかった【被害:潜在的な命の危険】

デスク周りにケーブルが12本。電源タップも3個使い、タコ足配線状態でした。

ある日、電源タップに手を触れたとき「熱い」と感じました。消費電力がタップの定格(1,500W)を超えていたんです。PC(約200W)+モニター(30W)+スマホ充電器 × 2(各20W)+デスクライト(15W)+スピーカー(10W)+延長タップ先のヒーター(1,200W)=合計約1,515W。ギリギリ超えていました。

消防庁のデータによると、電気火災の原因の約30%が「コードや配線の問題」。在宅ワーカーは使う電子機器が増えるぶん、リスクも増えます。

具体的な対策:

①電源タップに繋いでいる全機器の消費電力を合計して、タップの定格以下か確認する

②ヒーターやドライヤーなど消費電力が大きい機器は壁のコンセントに直接挿す

③ケーブルが絡まっている状態は放熱を妨げるので、ケーブルクリップやケーブルトレーで整理する

④埃が溜まるとトラッキング火災の原因になるので、月1回プラグ周りの掃除をする

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失敗⑥:運動ゼロで3ヶ月で5kg太った【被害額:ジム代・サプリ代で3万円】

通勤がなくなった=1日6,000〜8,000歩分の運動がゼロになった。

厚生労働省の調査では、通勤によるカロリー消費は1日約200〜400kcal。月に換算すると6,000〜12,000kcalです。これがゼロになると、月に1〜1.5kgずつ増加する計算。自分はまさにその通り、3ヶ月で5kg増えました。

パンツがきつくなり、Zoomカメラで自分の顔を見るのが嫌になりました。慌ててジムに入会(月8,000円)しましたが、在宅ワークの疲れで3ヶ月で幽霊会員に。結局ジム代+プロテイン代で約3万円がムダに。

失敗から学んだ最適解: ジムに行く必要はありません。昼休みの15分散歩が最もコスパが良い運動です。

1日15分×歩速5km/h=1.25km、約2,000歩、約100kcal消費。月に換算すると3,000kcal=約0.4kgの脂肪に相当。完璧ではないですが、「0歩 vs 2,000歩」の差は巨大です。

自分は昼食後に近所のコンビニまで歩くルーティンを作りました。コンビニに行く「目的」があるので、サボりにくい。飲み物を買って帰るだけですが、5kgのリバウンドは止まり、3ヶ月で2kg戻しました。

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失敗⑦:デスク周りに投資しすぎて半年で12万円消えた【被害額:12万円】

最後の失敗は、改善のしすぎです。

YouTubeの「デスクツアー動画」にハマり、「あれも欲しい」「これも必要」と買い続けた結果、半年で12万円使っていました。

  • モニターアーム: 5,000円
  • 外付けキーボード: 12,000円
  • ワイヤレスマウス: 8,000円
  • デスクライト: 7,000円
  • ケーブル整理グッズ一式: 5,000円
  • Webカメラ: 8,000円
  • マイク(配信用、不要だった): 15,000円
  • デスクマット: 3,000円
  • 観葉植物×3: 6,000円
  • PCスタンド: 3,000円
  • USBハブ: 5,000円
  • その他小物: 約43,000円

1つ1つは3,000〜15,000円で「まあ試してみよう」と思える金額。でも積み重なると恐ろしいです。しかも「配信用マイク」は一度も配信していません。完全な衝動買いでした。

学んだルール「1ヶ月ルール」: 欲しいものが出てきたら、Amazonのカートに入れて1ヶ月後に見返す。1ヶ月後もまだ欲しければ買う。半分以上は「なんでこれ欲しかったんだっけ?」となってカートから消えます。

もう一つの学び: デスク環境は「一気に揃える」より「今一番困っていることを1つ解決する」を繰り返す方が満足度が高い。全部揃えると「次に何を買えばいいかわからない」という謎の虚しさが残ります。


まとめ:失敗から学んだ「在宅ワーク初月チェックリスト」

7つの失敗を経験した自分が、在宅ワーク初月にやっておくべきことをチェックリストにまとめました。

Week 1

  • ワークチェアを注文する(ダイニングチェアでの長時間作業は1ヶ月が限界)
  • Web会議のバーチャル背景を設定する
  • 朝に着替えるルーティンを始める

Week 2

  • 電源タップの消費電力を確認する(全機器の合計が1,500W以下か)
  • 昼休みの散歩ルーティンを始める(15分でOK)

Week 3

  • 電気代の前月比を確認する(増えていたらサーキュレーターを検討)
  • ケーブル整理をする

Week 4

  • 1ヶ月の振り返り(体重・腰痛・目の疲れに変化がないか)
  • 次に改善したいポイントを1つだけ決める

完璧な環境を最初から作る必要はありません。「今、一番困っていること」を1つずつ潰していくのが、在宅ワーク環境をよくする最短ルートです。

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この記事を書いた人

30代の在宅ワーカー。コロナ禍をきっかけにフルリモート勤務に切り替え、以来3年以上「自宅のデスク」が仕事場に。最初はダイニングテーブルとパイプ椅子で仕事をしていたが、腰痛と肩こりに耐えかねてデスク環境の改善にハマる。試行錯誤の末にたどり着いた「コスパ最強のデスク環境」を、同じ悩みを持つ在宅ワーカーに向けて発信中。モットーは「お金をかけなくても、快適なデスクは作れる」。

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